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睡眠時無呼吸症候群

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読者のみなさんは、「睡眠時無呼吸症候群」という病気をご存知でしょうか?
「十分に眠っているはずなのに、朝起きると頭がぼーっとしている」。「イビキが大きいと嫌がられる」。「昼間居眠りしてしまい、時々眠くて眠くてたまらない」。例えば、身の周りにこんな症状を訴える方がいたら要注意!
新幹線の運転士やドライバーが居眠り運転で事故を起こし、調べてみたらこの病気だったという報道もご記憶かもしれません。
小松市八幡の「やわたメディカルセンター」は今年4月からPSG=終夜睡眠ポリグラフィー=と言う本格的な検査機器を導入し、検査⇒診断⇒治療、そして生活指導へと至る一貫した診療態勢で動き始めました。
同センター呼吸器科医長の上田暁子医師に「睡眠時無呼吸症候群」とPSG検査の中身を聞きました。
睡眠ポリグラフィ検査は、睡眠の深さ、呼吸の状態、血液中の酸素飽和度、体位、心電図いびきなどを、一晩の睡眠中にチェックするものです。これは、睡眠時無呼吸症候群の診断に欠かせません。


Q. 睡眠時無呼吸症候群とは何ですか?
A. 眠っている間、10秒以上呼吸が停止することが、1時間の睡眠あたり5回以上、あるいは一晩に30回以上繰り返し起こり、昼間強い眠気を覚えるなどの症状がある病気のことです。これは、喉の奥、空気の通り道(上気道)が狭くなって、呼吸が止まってしまうためにおこります。


Q. 睡眠時無呼吸症候群を放っておくといけませんか?
A. 睡眠時無呼吸症候群の人は一晩中、無呼吸の状態をくり返し起こしているわけですから、眠りの質は悪く、朝目覚めたときにも熟睡感がありません。そのため昼間の眠気を訴えますが、こわいのは車の運転中で事故にまで発展するケースもあるということです。また、集中力や記憶力の低下、作業能力の低下また注意力や判断力もにぶくなります。さらに、高血圧や不整脈など循環器系の合併症を引き起こしやすくなります。また、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など動脈硬化性の疾患と合併する確率も高くなります。


Q. 睡眠時無呼吸症候群はどのように治療されますか?
A. 睡眠時無呼吸症候群の治療は、減量、生活習慣の改善、マスクをして気道に陽圧をかけるCPAP、口腔内装置、手術治療があります。まずは、生活習慣病のひとつとして不規則な食生活や、睡眠不足、運動不足、過度の飲酒、タバコ、ストレスのある生活を見直します。中等度以上の方は、CPAPの治療を試みます。軽症の場合、歯科とのタイアップが可能な施設では口腔内装置を試みます。扁桃肥大など、手術をして気道を拡げることができる場合は、手術の対象となります。


検査についてご質問などがございましたら、やわたメディカルセンター呼吸器科までお問合せください。