—自立健康長寿のための簡単体操—
中京大学体育学部教授 湯浅 景元氏
湯浅先生はバイオメカニクス(動作分析)の第一人者で松井選手、イチロー選手をはじめ一流スポーツ選手の解析で特に知られています。スポーツ選手の話を織り交ぜながら、巧妙な語り口で楽しく、解りやすく、すぐに実行できる簡単体操を紹介され、あっという間の70分間でした。
お話のポイント
元気にできるだけ長く自力で生き、死ぬ直前まで、トイレ、風呂、食事など日常生活を行う最低の体力をつけるにはどうしたらよいのでしょうか。
“さしみの原理”では、白身魚は素早い動きをし、赤身魚はじっとしています。
人間の筋肉には、この白身の部分と赤身の部分が入り混じっており、例えば、陸上で短距離走が得意な人は、白身が多く、逆に長距離走が得意な人は赤身が多いのです。
日本人の平均の55%は赤身であり、例えば、オリンピック選手でも短距離に弱く、長距離が強い傾向があります。メジャーリーガーの松井やイチローはバットのスイングが非常に速く、白身の部分が非常に優れています。筋肉も、赤身の部分は維持できますが、白身の部分の維持は難しく衰えやすいため、この白身の部分を運動により鍛えなければならないのです。
脂肪は、暑すぎたり、寒すぎたりせず、快適な気温で行うと一番燃焼がいいのです。
また、脂肪はないほうがよいと思われますが、元気で長生きするには小太りがよいのです。
