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風はウエルネス

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内視鏡手術について

Q.内視鏡を使って小さな傷で胆石を治す手術があると聞きましたが、どんな方法ですか?
A.おなかの4か所に小さな穴をあけます。5ミリから2センチくらいの穴です。この穴から内視鏡(胃カメラのような器械)と細い手術器具をおなかの中に入れて手術します。おなかの中を二酸化炭素ガスでふくらませてスペースを作って手術することも特徴です。胆石の患者様の胆のうは、この方法できれいに取りきれます。手術時間も一時間半くらいで、手術後の痛みもほとんどありません。手術の翌日から立って歩けますし、入院期間も従来の半分くらいに短縮されます。おなかを大きく切る手術に比べると体にかかる負担は、とても小さくなりました。


Q.内視鏡で、どんな胆石でも治せるのですか?
A.胆石の患者様の9割以上は、この内視鏡を用いた手術方法で治せます。ただ、胆のうの炎症が強かったり、過去におなかを大きく切る手術をしたりしていると、癒着(ゆちゃく)が強くて、内視鏡外科手術を行えない場合があります。また、胆のう以外の胆石症に、総胆管結石(そうたんかんけっせき)というのがありますが、これはちょっとやっかいです。まず、胃カメラをのんで、総胆管にある石を取る処置をします。それから内視鏡外科手術で、胆のうを取ります。胃カメラで総胆管の石を取りきれないときは、内視鏡外科手術で胆のうと一緒に取ることもできます。


Q.内視鏡外科手術はどこの病院でもやっているのですか?
A.胆のうを取る内視鏡外科手術は、最近ではほとんどの病院で行なわれていますが、そのほかの病気に対する内視鏡外科手術は、まだあまり多くの病院では行なわれておりません。やわたメディカルセンターでは、内視鏡外科手術に力を入れており、胃切除術や大腸切除術をはじめ、脾臓、すい臓、腸閉塞手術など、おなかの中の多くの病気の治療を内視鏡外科手術で成功させてきた経験があります。
 また、胆のう切除術に関しては、他の病院で行なっている方法より、
さらに小さな傷(3ミリ)で行なう方法を取り入れています。


Q.内視鏡外科手術に欠点はないのですか?
A.ふつうは肉眼で直接見て手術を行ないますから、体の中は立体的に見えます。しかし内視鏡外科手術では、おなかの中の様子をテレビの画像で見ながら手術を行ないますから、立体感覚がつかみにくいです。さらに手術道具はみな、細く、長い柄を持っていますから取り扱いが難しいです。このため熟練していない術者がこの手術を行なうと、手術時間が長くなったり、正常な臓器を傷つけるなどの合併症につながることがあります。トレーニングを積んだ内視鏡外科専門の医師がいる病院で、この手術が行なわれることが望ましいです。