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風はウエルネス

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検診で血糖値が高かったのすが、自覚症状もなく元気なのに治療しないといけませんか?

先日、全国の1万5千人を対象とした「国民栄養調査」の結果が厚生労働省から発表されました。男女とも年齢が高くなるほど、高血糖の頻度が高くなっており、60歳代で約3割、70歳以上で約4割の方が高血糖となっていました。ところが、高血糖でありながらそれを問題としている人は男性の26%、女性の13%にすぎず、高血糖は高血圧や高脂血症に比べて問題として認識されていないということが明らかとなりました。全国の糖尿病患者数は、約700万人であるにもかかわらず、通院治療を行っている人は約210万人で全体の3割にすぎません。
そうです、あなただけではありません。ほったらかしにしている人は大勢います。その中から毎年4千人近くが失明し、1万人以上の方が腎不全のため血液透析に入っています。心筋梗塞や脳卒中で倒れる方も後を絶ちません。合併症はいきなり起こるものではありません。血糖値が高いといわれたけれど、自覚症状もないし、元気だと思い込んでいても、合併症は知らないうちに徐々に進行しているのです。皆さん、てこずる前に治療を始めましょう。


予防の基本は肥満対策。「一無二少三多」の生活を
血糖値をきちんとコントロールしていれば合併症は防げます。糖尿病とその合併症の予防の基本は肥満対策といえます。糖尿病患者様の70%〜80%は肥満であり、「一無二少三多」の生活が推奨されています。一無とはタバコが無い、禁煙です。二少とは少食・腹八分目と適量の飲酒です。三多とは、多動・多接、運動と休養、コミュニケーションのすすめです。
糖尿病といわれても、合併症を発病しなければ健康な人と変わらない生活を送ることが出来ます。患者様によっては薬を飲んでいただく場合もありますし、インスリンを注射で補う場合もあります。なによりも「これから一生、医者通いしなければならないと思っただけでゾッとする」という方もおられるでしょう。むやみに健康・ダイエット食品に手を出す前に、ひとりで深刻にお悩みの方も、ちょっとだけ気になっている方も、内分泌・糖尿病外来にどうぞお気軽にご相談ください。