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人工関節置換術

写真は実際に使用する人工膝関節です。
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当院の人工関節置換術は膝関節と股関節に行っています。これら人工関節置換術を含め、当院整形外科の手術件数は年間約600例で、そのうち関節手術が約半数を占めています。

人工関節手術は整形外科専門医3名が執刀にあたり、一手術あたり医師3名以上(うち専門医2名以上)が手術に加わるようチームを組んでいます。患者様の身体的負担を出来るだけ少なくするため、PCAシステムなどを利用して術後疼痛の緩和には十分留意しています。また、75歳以上の高齢者でも自己血輸血のみで失血を補っており、全体の95%を超える方が自己血のみで対応できています。
膝関節置換術に際しては、人工骨設置位置を手術中のレントゲン透視にて確認しており、不良設置を未然に防いでいます。このため、当院で行った人工膝関節置換術は過去通算500件を超えますが、不良設置や弛みに対する再置換術(再手術)は一例もありません(2006年10月現在)。また、手術室はバイオクリーンルーム(清浄度クラス1000)を使用しており、人工関節置換術後の感染例は過去一例もなく良好な成績を収めています。
術後はリハビリテーションパスを用いて早期退院を目指していますが、期間短縮のみを求めるのではなく、退院後の生活向上のため院内回復期リハビリテーション病棟にて集中的に訓練を行い、プールでの水中訓練も併用して、可動域や筋力の回復に努めています。変形性関節症の誘因となる肥満などの生活習慣病対策も、隣接の健康増進施設を利用して、入院中から取り組みを開始しています。
整形外科