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医療・健康Q&A

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肩こり

肩こりは、1日中頭を支えている首すじの筋肉や、腕をつりさげている肩甲骨周囲の筋肉の疲労によるものです。筋肉の持続的な収縮や血行障害により、筋肉内に発痛物質が蓄積され、さらに肩こりがすすむといった悪循環がみられます。精神的ストレスや疲労、寒さなどの身体的ストレスが交感神経(自律神経)の緊張をひきおこし、症状を悪化させます。
男性より女性に多くみられ、これは首の周囲にある筋肉の発達の程度や、女性ホルモンのはたらきが関係しているようです。治療はまず、誘因・原因をみつけ、それを取り除くことから。普段の姿勢が無意識のうちに首・肩周辺の筋肉に負担となっていないか?枕の高さや家事、作業の姿勢はどうか?運動不足になっていないか?などをチェックしてみましょう。適度な運動は筋肉のポンプ作用によって、発痛物質の除去に役立ちます。入浴などで温めることは痛みやこり感をやわらげ、局所の血行を促進します。そして精神的ストレスを減らすよう努力しましょう。なにごとも「肩の力を抜いて」やってみましょう。
それでも改善が見られない場合は、お薬やブロック、理学療法により“肩こりの悪循環”を断ち切ることも必要になります。また、頚椎椎間板障害や肩関節周囲炎、胸郭出口症候群などの整形外科疾患の他、胸部の内臓疾患、眼科、耳鼻科、歯科口腔外科疾患が原因で肩こりの症状がみられることもあります。肩こりが強ければ、まず整形外科を受診し、頚椎や肩周辺の異常を調べてもらい、必要があれば適当な診療科を紹介してもらうのがよいでしょう。